ベトナム戦争で大量に散布された「枯葉剤」。
子々孫々に影響が及ぶこの恐ろしい化学兵器の生産に日本を代表する大企業が加担していた⁉。そのことを国会で追及されると、政府は枯葉剤そのものを全国の国有林で散布し始めました。
「日本版枯葉作戦」が最初に確認されたのが、札幌郊外の藻岩山でした。
それまでも中央官庁は大量の有害副産物(産業廃棄物)処理の合法化に奔走。さらに大学、自治体が世論対策、住民対策を受け持つという、まさに「国ぐるみ」の国策でした。米軍が「枯葉作戦」を中止すると、未使用の枯葉剤は国有林に埋め捨て、今も放置されたままです。
国土汚染に無頓着-当時の日本政府の体質は、福島事故を「アンダーコントロール」と言い放った首相の態度に通底するものがあり ます。「枯葉剤」と「国策」の驚くべき実態についてお話いただきます。貴重な機会です。ぜひ、ご参加ください。―2018年春―
【講師プロフィール】
原田 和明(はらだかずあき):1959年大分県生まれ。九州大学工学部修了。民間化学会社の研究所勤務を経て、現在、北九州市立大学職員。メールマガジンで2004年より「 ダイオキシン問題小史」「沖縄の化学兵器」「 水俣秘密工場」「枯葉剤機密カルテル」「 毒餃子事件報道を検証する」「新型インフルエンザ騒動の怪」「宮崎口蹄疫騒動を検証する」を配信。2013年に「真相・ 日本の枯葉剤」を出版。
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◆日時:3月18日(日)9:30~(開場9:15)
◆会場:札幌エルプラザ2階 環境研修室
(札幌市北区北8西3 札幌駅地下直結) http://www.danjyo.sl-plaza.jp/access/
◎参加費1200円(前売り・予約1000円) チケット販売場所:あすらん
★ご予約・お問合せ:whats.everything@gmail.com
TEL:011-374-6258 (あすらん http://yaoya-asuran.com/)