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◎日時:2023年2月26日(日) 13:30~16:30(開場13:15)
◎会場:青猫書房(北区赤羽2丁目28−8 TimberHouse 1F JR赤羽駅東口から徒歩10分)
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◎参加費:ご予約1300円 当日1600円+飲み物1オーダー
※携帯・スマホを所有されていない方特別価格300円引き!
◎お問合せ:050-3594-2951(留守電対応) whats.everything@gmail.com
★お申し込み:こくちーずプロ→ https://onl.bz/SpKFkvg
主催:what’s
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「金子文子―かねこふみこ(1903生~1926没)」をご存じですか? 日露戦争の前年に生まれ、実の親や親族による虐待・貧困・最底辺の暮らしの中から、自身の力で社会の本質をつかみ取り、短い人生を生き切った彼女。 治安維持法違反の取り調べ中、度重なる転向の説得に一歩も引かず、「強い者は自分の行動の自由を擁護しつつ、弱者に服従を強いる。(略)強者への服従の約束が、いわゆる道徳であります。」「人間はすべからく平等であらねばならない。」 「立派な論理が私の前に市をなしている。だが実行できないような言葉じゃしょうがない」と言い放ち、その後23歳で獄死します。今回の講座では、 金子文子の手記・調書・詩・年譜を一冊にまとめ世に送り出した鈴木裕子さんに、金子文子の生涯とその思想についてお話しいただきます。ぜひ、短い人生を精一杯生きた文子に出合いに来てください。
【講師プローフィール】鈴木裕子(すずきゆうこ)1949年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。静岡大学法経短期大学講師をはじめ、明治大学、国士舘大学、東京経済大学、東京学芸大学の各講師。早稲田大学文学部、同国際部、同文学学術院元教員。現在、早稲田大学ジェンダー研究所招聘研究員。前記の著書のほか、日本軍「慰安婦」問題、部落解放女性運動、『山川菊栄集』全10巻別巻1巻(岩波書店、1981-82年)、『新装増補 山川菊栄集』全8巻別巻1巻(岩波書店、2011-12年)、『山川菊栄評論集』(岩波文庫、1990年)、山川菊栄『女二代の記』(岩波文庫、2014年)校定・注・解説。『天皇家の女たち』(社会評論社、2019年)等。